制作部門 Production

07/26 2025
たんぽぽ牛ののぼりを制作しました。

たんぽぽ牧場の新しい挑戦「たんぽぽ牛」
北海道・別海町のたんぽぽ牧場では、たくさんのジャージー牛を飼っています。その始まりは、先代が「ジャージー牛が好きだから」という純粋な思いから。ジャージー牛の牛乳は濃くて高値で売れますが、雄牛は流通体制が整っていないため、市場価値が低く、行き場を失ってしまうのが現実です。
命を無駄にしたくない――。そんな思いからたんぽぽ牧場では、飼育から販売まですべてを自分たちの手で行い、命の価値を見つめ直す新たな取り組みとして「たんぽぽ牛」を育てています。
「たんぽぽ牛」は赤身の美味しいジャージー牛に、脂の甘い黒毛和牛をかけ合わせた“いいとこどり”の牛になります。
春から秋は広々とした牧草地で青草をたっぷりと食べ、冬は自家製の一番草を好きなだけ食べられる環境を整えています。与える配合飼料はほんのわずかです。水は世界第2位の透明度を誇る摩周湖の伏流水を飲み、たんぽぽ牛は自然の中でのびのびと育ちます。
地元の方に安く美味しい牛肉を食べてほしいという思いで社長の加藤祐介さんが地道に地元の飲食店さんへ販路を拡大しています。
加藤社長から「たんぽぽ牛」を扱うお店にのぼりを提供したいという依頼をうけてこのたび、テキサスブックセラーズでのぼりの制作をしました。
道東に来られる際はこののぼりを探してみてください。
デザイン制作:Oshidori
写真撮影 :キッチンミノル