出版部門 Publishing

08/28 2025

東京都立小児総合医療センターに『こっせつくん』を寄付してきました。

本屋Titleさんの展示でいただいたアンケートの中に、
「子どもの頃に入院したことがあり、その時にこの本があったら、もっと楽しく入院生活が送れたと思います」
という声がありました。

この絵本をそんなふうに受け取る人がいるなんて考えてもみなかったので、ハッとさせられました。ちょうど少し前にサンドウィッチマンさんの「病院ラジオ」を見たこともあり、「この絵本を病院に寄付できたらどうだろう」と思いつきました。

ただ、勝手に寄付してご迷惑になってはいけないと病院に問い合わせたところ、とても喜んでくださり、それぞれの科に行き渡るよう合計20冊を寄付することができました。

寄付当日は、副看護部長の田中さんが院内を丁寧に案内してくださり、こちらの質問にも真摯に答えてくださいました。ファシリティードッグがいることで有名な病院ですが、その犬を訓練する人は看護師でなければならないこと、毎日看護師と一緒に登院・帰宅すること、パートナーになった看護師は犬が亡くなるまでずっと一緒に過ごすことなど、たくさんのことを学びました。さらに、これからの看護師さんは医師とより強く連携して医療に関わっていくという話もあり、「まるでトラベルナースの世界だ!」と興奮してしまいました。

貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
『こっせつくん』がたくさんの子どもたちの力になりますように!